ボイストレーナーになることは、
本業を辞めることと同じではありません。
今の生活の中にある空いた時間から、まずは一人に教えてみる。続けたいと思ったら、担当する人数を少しずつ増やしていく。そういう始め方もあります。
独立は、ゴールではなく選択肢のひとつです。将来の働き方を、今すべて決めておく必要はありません。
このページは、これから教える方も、すでに教えている方も、自分がいまどこにいて、次に何をするかを確かめるための地図として作りました。
自分が高い声を出せることと、目の前の人がなぜ高い声を出しにくいのかを考えられること。この2つは別の力です。
自分に効いた練習が、すべての人に同じように効くとも限りません。むしろ自分が苦労せずできたことほど、なぜできないのかが分からなくて、代わりの一手が出せなくなります。
だから、教える側になるために必要なのは、正解を暗記することではないんですね。観察する → 仮説を立てる → 試す → 反応を見る → 次の一手を選ぶ。この行き来ができるかどうかです。
歌唱力だけで、講師としての適性が決まるわけではありません。聴いて、考えて、相手に合わせて伝える力も、教えるうえでは大切です。もちろん、自分自身の歌唱や発声の学びも並行して続けていきます。
「資格を取る、それから講師になる」という一本道では考えていません。
学ぶことと試すことを少しずつ往復しながら、教える経験を増やしていく。そのほうが現実的だと思っています。
ご自身がいまどこにいるか、探しながら読んでみてください。
声のしくみ、目の前の声を観察すること、何が起きているか仮説を立てること、そこから練習を選ぶ判断軸、相手に伝わる言葉で説明すること。
練習メニューをいくつ覚えても、「この声にOKを出していいのか」の判断がつかない。
学ぶ手段は何でもかまいません。本でも、講座でも、専門学校でも。
友人や家族に協力してもらって、声を聴かせてもらう。どこを直したいか聞く。仮説を立てて、練習を提案して、変化を一緒に確かめて、振り返る。
たぶん、うまくいきません。それでいいんです。うまくいかない箇所が見えて、はじめて次に何を学べばいいかが分かります。
週末に1回、1時間から。ここまでは今の生活のまま始められます。
ひとつだけ。声が痛い、かすれが続いている、という話が出たときは、こちらで原因を判断しないでください。耳鼻咽喉科に相談してみてくださいね、とお伝えする。それが正しい対応です。
ボイトレスクールや音楽教室で、業務委託の講師として複数の生徒さんを担当します。未経験から受け入れているところもあります。
レッスンの回数が増えることではありません。
年齢も、経験も、目標も、声の状態も違う方と向き合う中で、自分がどんな生徒さん・どんな悩みを得意とする講師なのかが見えてきます。これは想像では出てこなくて、経験からしか出てこないんですね。
実績がない段階で、自力で十分な人数を集めるのはかなり大変です。スクールの集客力を借りながら多様なケースを経験できることは、講師としての訓練期間になります。
それから、これは書いておきたいのですが——スクールで教えるのは、生徒さんを連れて出るためではありません。集客の仕組みも、教室も、信頼も、スクールが積み上げてきたものです。
応募条件、研修、契約形態、報酬、拘束時間、キャンセル規定はスクールごとに違います。応募・契約の前に必ず確認してください。
得意な領域が見えてきたら、少しずつ自己集客を始めます。最初から大きな教室を構える必要はありません。対応できる曜日と人数を決めて、無理のない範囲で。
「誰にでも何でも教えます」ではなく、どんな方を対象にするか、どんな悩みを支援するか、対応できない領域は何か。
スクールで教え続ける。本業とスクール講師を両立する。スクールと個人レッスンを組み合わせる。経験を積んでから独立する。どれも選べます。独立だけがゴールではありません。
決めていなくて大丈夫です。まずは講師向けの情報をお届けします。
LINEを友だち追加して、トーク画面に「講師」と送ってください。ふだんはレッスンのご案内が表示されますが、講師向けのご案内に切り替わります。
「何を学べばいい?」「スクールと個人、どちらが先?」「今の生活だとどのくらいできそう?」を一緒に整理する30分の個別相談です。大きなキャリアプランを作るのではなく、次の一歩を一つ決めるための時間です。
本業・レッスンとの兼ね合いで、ご案内できる日時を限定しています。
日程変更・キャンセルは開始24時間前まで無料です。それ以降は全額のご負担となります。
詳しくは特定商取引法に基づく表記をご覧ください。
必要に応じて、弁護士・税理士・医療機関などの専門家へのご相談をご案内します。
発声のしくみと、「観察 → 仮説 → 次の一手」という判断軸を体系的に学ぶ講座を準備しています。
開講時期が決まり次第、LINEでご案内します。
体験レッスンの進め方や、担当している生徒さんへの指導について、実践的に見直すサポートがあります。
体験レッスンのロールプレイと個別フィードバック、指導ケースの整理の2メニューです。講座を受けていなくてもご利用いただけます。
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※こちらは講師・講師志望の方向けのページです。歌うことを習いたい方はマンツーマンレッスンをご覧ください。